不動産の動向(2022年11月)

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最近は月1回、この記事しか書けていませんね・・・。

「忙しいのはいいこと」と人から言われますが、私にはそれが正しいとはとても思えません・・・。

力の入れどころが違うんじゃないかなぁ、と思う、今日この頃です。

さて、いつも書いている不動産の動向について、

それほど動きがあるようには感じない1か月でした。

良くも悪くも通常運転、という感じです。

 

長嶋修さんの新刊が出ましたね、少し紹介させていただきます。

https://www.rakuda-f.com/agent-book

別に回し者でもなんでもないのですが、

不動産業界の著名人として、

客観的に見て信頼できるコメントを残される方だなと、

常々拝見しています。

今年盛り上がりを見せたNHKドラマ『正直不動産』の監修をされていました。

 

今回はページ数も多くないので、さらっと読める仕上がりでしょうか。

エージェントとして、不動産業者としての監修や利益だけにとらわれず、

れない不動産売却をする売主のよき相談者・マネージャーとして

具体的な事例を3つ挙げて説明されていました。

かなり具体的に描かれているので、専門用語を確認しながら読み進めると、

大きな学びが得られると思います。

あと、不動産業界の悪しき習慣やトーク内容がしっかり描かれています。

同じ不動産業者として、本当にこういう言い回しをする人いてイヤだなぁ、

と思うことが多々あるので、こういうところで公開していただけるのはありがたいですね。

 

ただ、誰もが手に持って参考になるかというとそうでもないところもあり、

富山に住んでいる方にはいま一つ話が合わないかな、とも感じました。

事例がまさにそうなのですが、関東都市部とその周辺に限定されるような話で、

富山にはぴったりくる感じではないでしょう。

どの部分が富山に住む自分にとって当てはまっていて、どこが合っていないのか、

不動産業に携わっている人でないと判断が少々難しく感じられるかもしれません。

 

前回の著書では、都市部の場合と地方の場合の両方があったので、

より多くの人に受け入れられるような内容だったかと記憶しています。

それでも、不動産エージェントという切り口で書かれた書籍は数少ないですので、

不動産会社は胡散臭そう・・・と心配される方には、

手に取って読んでいただきたい本には変わりないです。