もう、言いたてならんが。(富山弁っぽく)
空き家の相談になるとまず出てくるのが、
モノで溢れかえっているという問題です。
そして、私の身の回りには片付けられない人がとても多い。泣
常に私を悩ませ続けている課題の一つです。
昔はそんなにモノがなかったですからね。
経済の発展に伴って、
古き佳き日本の住まいも様変わりしてしまったのでしょう。
整理整頓できず、汚部屋(言い過ぎか。汗)になってしまう理由は、
その人の「心持ち」しかありません。
「意外と乱雑なところが好き」
「ポッカリと空間があると不安を感じるのでモノで満たしたい」
「整った生活空間に関心がない」(経験上、若い人に多いようです)
「収納グッズをついつい集め続ける」
など、心理的なところです。
「そんなこと、言われなくてもわかっている」
「いつかやりますよ」
「自分でもわかっちゃいるけれど、やめられない」
「自分の部屋なんだから文句言うな」
「それがどうした」
理由はどうあれ、最期に人に迷惑をかける結末は免れません。
誰しも、始めは何もないところからスタートします。
スペースがあると、モノを置きたくなる。
→モノがあるのが当たり前になる。
→物が増えて置ききれなくなるので「ハコ」を用意する。
→ハコが横並びになり、置ききれなくなると積み上がる。
→時間が経って、モノがどんどん増えていく。
自分が死ぬと、おぞましい量のモノが残り、
撤去処分費用がウン十万~百万円超ということになります。
空き家のほとんどは、大量のモノが残された状態から始まるものです。
そんな将来のためにも、
今から、
日頃から、
モノを減らしていきませんか?
整理整頓が意識できるようになると
「散らかすことに抵抗を感じる」
というのがポイントのようです。
めんどくさい、だやい、と言わず、
「自分の心を整えて、より幸せな心持ちになるんだ」という気持ちで、
できることから進めていきたいですね。
コロナで引きこもっていて塞ぎ込みがち、
コロナでどこも行けなくて退屈だ、
という方は、今こそチャンスです!