住宅ローン控除の期間延長について、2020年末までの入居→2022年末までの入居に延長する方針が固まったそうです。
マイホームを検討している方には、朗報ですね。
コロナによる住宅分野の景気悪化への対策ということで、我々不動産業にとっても助かる話です。
面積要件も50㎡→40㎡以上に緩和され、小ぶりな単身者マンション物件も対象になりそうだという話です。
富山ではほぼ影響ないかもしれませんが、都市部には影響が出そうです。40~50㎡の中古マンション物件の価格が若干上がるかもしれないですね。
ただ、この「自宅を購入させるという流れ」は、いつまで続くのだろうか・・・と思わされます。
ただでさえ、空き家が800万戸を超え、海外を中心とした多拠点居住の意識、所得の減少、ライフスタイルの多様化という流れの中で、戦後からずっと続く「マイホームを持たないと一人前ではない」信仰をいつまで国が支えていくのかな?、と考えてしまいます。
まぁ、でも、いろいろと難しいことだらけだと思うので、私は時代が求めるものを細々と作り、また作ってくれる人を応援し続けていこうかな、と思います。
政治や行政ではなかなかできない事。民間の私たちががんばらねば、と思います。