こんな時期でも、お持ちの不動産を売りたいという声を多くいただきます。県内では先週より令和2年度の固定資産税の通知が各所に送付されていると思います。弊社もいくつか不動産を抱えていますので、悩みのタネが多くなる時期ですね。「親から相続したけど誰も住んでいないのに固定資産税を払うのはバカバカしい」と思われて手放したいという気持ちになる人が増えるのもこの時期です。
「売却したいけどどうしよう?」と思われた方がされることは主に4パターンです。
1)知人に相談
2)知人の不動産業者に相談
3)インターネットで近所の不動産業者を探す
4)一括査定サイトに登録する
1は人脈が多い、個人事業主のような方に多い傾向があります。2も人脈のある方や、親族の伝手で不動産業者にたどり着く、という方もあります。富山は狭いですからね。知り合いの知り合い程度で、不動産業者に出会えると思います。
サラリーマンや県外に出た方、40代以下の方に多いのが、3,4にあるインターネットでの検索です。特に「一括査定サイト」を使う方が増えている感じでしょうか。と言いますのも、「富山 不動産 売却」といったキーワードで検索をすると上位に出てくるのが一括査定サイトだからです。
一括査定サイトについては以前の記事で私見を述べました。
一括査定サイトを辞めたい
思いっきり否定してますけれどもね。汗
これはあくまで「営業の道具」ですから、熟れた巧みな営業マンがゴリ押しで売却させようと攻めてくる感じになることが多いです。それなりに高額な営業費用がかかっていますからね。私は「これはお客様のためにならない」と思って否定しています。
1,2,4って、自分で選んでいないんですよね。たしかに楽かもしれません。でも、自分の納得できる方法で不動産を売却するのであれば、少し時間はかかると思いますが自分なりに探して比較検討してみて選ばれるのがいいと思います。ちなみに富山県内に本店を置く不動産業者は858社あるようです。(令和2年4月現在)
似たことは、以前にも別の記事で書きました。
不動産は、インターネットから情報を得ましょう
不動産会社を選ぶ2つの理由
自分なりに事前に情報を得て「この会社なら自分に合いそう!」と思われるかどうかがポイントです。全くの私見ですが、私も車の売却や不用品処分、リサイクル品の購入、保険、エアコンの取付など色々のことをネットで探して自分に合った業者を選び出してきました。
ポイントは、
1)対応力が自分に合うかどうか
2)担当者の人柄が自分に合うかどうか
3)価格は妥当か
4)対応エリアが目的地から遠すぎないか
だと思います。
自分に合うかどうかなんて会ってみなければわからないと思われるでしょうが、ホームページの内容で8割は感じ取れます。相性は理屈でなくフィーリングです。自分の感性を信じてみましょう。
ということで今回の記事の結論としては「富山で不動産を売るならまずはネットで自分なりに探してみる」ということです。
少しでも参考になれば幸いです。