瀬戸市に出張している間に、富山で大変な事件が起きていました。
21歳男性が交番を襲撃し、警察官を殺害。
拳銃を奪い、小学校に向けて発砲。
そこでまた1人亡くなられたという、
富山ではなかなか考えられない、ショッキングな事件でした。
ちょうど今週の月曜日に、この交番の前の通りを走っていたので、
2日後にこんなことが起こるとは・・・。
地方都市の平穏な空気が、一瞬にしてブチ破られた思いです。
業務上、土地の査定をする時に、
防犯上安全な街かどうかを表す指標が出てきます。
盗難や暴行の件数などですね。
それが直接、土地の価格に影響を与えるかというと、そうでもないのですが、
住みたいかどうかのイメージに繋がります。
こんな感じで統計データを調べることができます。
小さくて見づらいのが申し訳ないのですが、
・火災発生件数は14件/年
・交通事故発生件数は637件/年
・犯罪発生件数は11件/年
と出てきます。
ただし、富山市全体のデータなので、
ピンポイントでその街の情報を得ることはできません。
県庁所在地であり、人口も県内で一番多いですから、
この数字でも県平均を上回る数になります。
「その街を知る」というのは、データ収集が難しい(地方ならなおさら)ので、
その街に長く居る人から聞く、
知っている人から聞く、
意見をもらう、というのがいいと思います。
不動産業者は、こういうことがあった場所、というデータを蓄積して、
お客様に情報開示できるようにしたほうがいいかもしれません。
特に、県外から来られた方、その地に不慣れな方にも、
少しでも安心してもらえるようになりますからね。
・・・自分で自分の首を締めるような結論になってしまいましたが、がんばりたいと思います。