今回は、伊藤の頭の中の整理をするだけの話。
はっきり言って極論(かもしれない)なので、あまり参考にならないと思います。
全部箇条書きで書き込んでゆく。
・災害の多い国という自覚があるならば、より安全な場所を探すべきでは?
復興って、元に戻すっていう意味?
それじゃ、また大地震が起きたら崩れるだけですよね?
賽の河原の石積みと同じ。
・役所や避難所となる施設が災害に強く、それぞれがアクセスがしやすいまちづくりを。
コンパクトシティが近いモデル。
・国や自治体が、より安全なところにDIY可能な賃貸物件を提供。
DIYというより「スケルトン賃貸」というのが面白そう。
外枠と柱だけは国が提供し、間取りなどは住む人が決める。お金を出す。
箱は国が提供、中身は自分たちの好きなようにできる。
ベーシックインカム制度と組み合わせるとすごくおもしろい。
生活保護の延長線上の話になりそう。
ハウスメーカー等の売り上げは、減るどころか上がるだろうし、差別化もしやすくなるし、
不正工事も減りそう。新規参入もしやすそう。
残念なのは、不動産屋は激減するし、仕事はAIで完結する。
画一的な物件が増えるかも。
・賃貸メインの世の中であれば、災害が起きたら国が補償しやすくなる。
国が責任をもって国民を守れる体制。
すべてを自分の好きなようにしたい、自由を得たい人はそれなりのリスクを取ってもらう。
富裕層は持ち家で自己責任でも何とかなるでしょう。
・新築のハードルが低すぎる世の中。
ウン千万のローンがある程度の人なら容易に組めてしまう。
この流れは一旦壊してもいいのでは?
自由だからこそ、そのリスクは負うべきなのかもしれない。
不動産業界と建築業界は、猛反発しそう。
・低所得の高齢者が、災害リスクの高い地域・耐震性がない家にしがみつかれてしまうと、
救える命も救えない。復興も難しくなる。
・国民、特に高齢者が、移動を余儀なくされても移動できる軽い心を持てるような訓練を。
地域や生家に縛られない人生観を。
「諸行無常」の仏教的思想が、子供のころから根付き、ある意味たくましい人間に。
遊牧民的な心を持つ。定年過ぎたら、月1回は格安で旅ができる制度を。
旅をすることは精神的・身体的にいろんなメリットがあるらしいですよ。
・居住誘導区域などの行政の制約を、より厳選していくべき。
津波警戒区域や土砂災害警戒区域などに自由に家を建てられて、災害が起きて家が壊れた後に、
「国や自治体がきちんと補償しろよ!」というのは、なんか納得いかない。
・農地を基準とした市街化調整区域を撤廃し、
災害を基準とした調整区域(災害リスク自己責任区域)を作る。
特に海岸エリアは指定すべき。
調整区域でも安全なところは市街化を進めていく。
自治体が主導していくべき。
建設業や不動産業者は、こういうところでしっかり儲かってもらう。
・液状化が起きやすいところに、建物の耐震も免震も機能しない。
地盤の良いところを整備し、免震、耐震を考えて家を建てる。