富山の中古住宅は安い!という声が聞こえますので、軽めに検証してみました。
◆「射水市」の「小杉エリア」の中古住宅で考えてみます。
価格は、立地や土地の形状、建物の状態によって変わるのがもちろんなのですが、
・土地60坪。1坪あたり12万円
・建物は木造2階建て。築年数は40年超え。
・駐車台数は3台
これで、800万円くらいが相場でしょうか。
果たしてこれが安いのか否か。
1)全国の中で比較
愛知県や広島県、奈良県、熊本県といったところの、中核都市と比較できます。
近郊の都市部に通う、買い物に行く、という生活スタイルを考えると、住みやすさの割に安いのかなと思えます。
賃貸で考えると顕著で、借りるより買ったほうが割安、というのが射水市の小杉エリアの特徴のようです。
2)富山県内で比較
富山市、高岡市、砺波市といったところと比較できます。
買い物のしやすさ、通学のしやすさなどをざっくり調べると、県内でも価格の割に便利さ・住みやすさが享受できるエリアと思われます。
3)市内で比較
射水市内では一番需要のあるエリアです。市内では価格が高いところですね。
店舗の数も多いですし、にぎやかで便利であるのは間違いないです。
今回はざっくりとしたコメントです。
タイミングを見て(伊藤の時間がとれる時に)もう少し踏み込んだ分析をしてみる予定です。
安いかどうかというのは、かなり主観的な要素が入ります。
同じ射水市でも、新湊エリアよりは高いです。
よく理解していない人(特に外国人)が、なんでこんなに高いの?と文句を言うことがありますが、場所や便利さによって価格が変わるのが不動産です。
どこでも同じになるはずがありません。
エリアで大まかな価格は決まります。我々はそれを相場といいます。
それが絶対的なものではない、ということも踏まえて、改めてブログで書くと思います。
●エリアで価格は変わる
●安いかどうかは、同程度の便利さ、快適さ、ブランド力、周辺環境と比較すべし
●市内や県内だけでなく、より広範囲を見て比較すると、意外な発見ができるかも?
今回はこれだけ頭の片隅に留めてみてくださいね。