「空き家活用」って、誰がしているの?
「そんな現場見たことない」という方、結構多いと思います。
答えの一つを申しますと、あなたの目の前に一人います。
私、親交開発の伊藤です。笑
このブログをお読みいただければ、活用の一端が読み取れると思います。
不動産会社の4分の1くらいは、積極的かそうでないかは差がありますが、活用しています。
活用に携わる、という表現をするならば9割超です。
空き家になってしまった家を売るなり、更地にして売れば、一応は「活用」と言えてしまいますので。
(このようなことを空き家対策に積極的とか、空き家活用と声高に言っているのは、心外ですが)
ここでお話する「活用」の大前提は、「解体せずに活かすこと」です。
不動産屋が買い取って、リフォームして転売する。
これも一応は「活用」ですが、客観的に見ると「住む人が変わっただけ」というのが事実です。
ビジネス的に見ても、建売住宅と何ら変わりありません。
この「活用」ということで重視したいのは、
①新たなビジネスに繋がっている
②社会貢献ができている
③新たな人的ネットワークが生まれている
④まちの変化につながっている
⑤建物本来のよさが活かされている
このいずれかだと考えています。
空き家だった家を、自分の思いでフル活用している様が見えると、自然と①~⑤のどれかにつながるんじゃないか?というのが、私の持論であります。
また、自治体と連携して組織立って補助金を使ったり、一つの会社が複数の空き家を使ってプロジェクトを進めることも、大きな活用に繋がります。
日本の空き家の活用は、海外の投資家も目を付けている最新のビジネスチャンスとも言われています。
それは単に金儲けだけでなく、別のビジネスや、ネットワークを生み出せる可能性を孕んでいるからです。
もっともっと、テコ入れしていきたい分野ではないかと思います。