先月は不動産のチラシのお話をしました。
今回は不動産の「イベント」です。
こちらも、多いですね。
こちら側はボランティア、でも大事な活動です。
不動産、特に近年は、まちづくりや空き家問題への関心を、
いかにより多くの方に知ってもらえるか、
課題を共有できるか、
開催する団体のことを知って覚えてもらえるか、
そして、長い目で見て、将来の顧客になってもらえるか(!)
につながることになるでしょうか。
私は個人的には、考え方が逆でして、
イベントで知ってもらおうというのは「後の話」です。
まず、ネットでもテレビでも、あるいは身近な人や親族のことで、
考えるきっかけ(課題・問題点)ができた人をターゲットに、
その問題点や課題を、専門家の私たちが「解決」して差し上げる、
というスタンスを貫いているつもりです。
別に、空き家が問題だとか、まちづくりがどうのこうのということは、
関心を持ってくださる方が増えることは大歓迎なのですが、
周知徹底させるのは難しい話だと、初めから思っております。
空き家であれば、
細かいことはごちゃごちゃ言わず、
「プロである不動産屋が買い取って、あとは任せてもらう」
が一番納得してもらえるかなと考えています。
私の役目は、関心があって、いろいろ情報収集されている方に向けて、
現場の最前線にいる人間として感じたこと、
やってよかった成功例を、
具体的にお話しすることかな、と心得ています。
今年も2人かな、お問い合わせいただいて、
伊藤さんの活動の話を聞いてみたい、
とご要望を受けたことが、心に残っています。
次はその方に対して、しっかり結果を出せるようにしないといけませんね!