いきなり結論から言いますと、
①土地建物価格が、全国的に見て安い割に、
②借りる需要がそこそこあり、
③住みやすく、
④家賃が高め
この4つが揃っていて、意外と全国レベルで不動産投資家に人気のあるのが、富山県です。
300万円を切るような中古住宅だと、県外の人からの問い合わせが多いです。
目的は、移住やセカンドハウス等ではなく「他人に貸して家賃収入を得る」ためです。
自分が住みたい!と思う人がまだまだ少ないのが富山県なので、なんだか寂しいですね・・・。
4つの理由を上げましたが、
①③は別の機会に述べてみたいと思います。
②④に共通するのは、貸家が圧倒的に少ないことです。
賃貸の選択肢がもっと多ければいいのですが、
私が時々つぶやいているのをご存知のかたはお分かりの通り、
「2LDK以上の賃貸アパート・マンションがない」
(それなのに田んぼをつぶして次々と乱立している・・・)
つまり
「4人以上の家族になったら、戸建て賃貸か、家を買うしかない」
ということになります。
なので、空き家や不要な戸建てがあれば、私のような者が率先して賃貸物件化するわけです。
全国にも同じように考える人があって、
賃貸戸建て=収益物件=不労所得を少しでも稼ぐチャンスを得たい!という人が多いのです。
空き家などを安く譲ってもらって、戸建て賃貸から、有名な不動産投資家が育ったのが富山県、というのは一理あると考えています。
気になる方は「富山県出身 不動産投資家」という感じでググると、いろいろ情報が得られるはず。
富山県出身者でなくとも、他県の投資家が富山の家を買っている事例も散見されます。
とかく不景気で、投資に目が向く時代です。
空き家を減らし、人口減少を少しでも低減させる手段の一つになるならば、
投資家に委ねるのも考えてみる必要がありそうです。