まちづくり講演会in高岡

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昨日は、所属する「宅建協会 高岡支部」の事業として、

高校時代を高岡で過ごされていた、モーリー・ロバートソン氏をお招きしての

「まちづくり講演会」が行われました。

「まちづくり講演会」2/12(日)開催‼ モーリー・ロバートソン氏

モーリーさんの公式サイトにも報告されていました。

http://officemorley.com/archives/13007

私は裏方スタッフとして参加。

ポスターを貼ったり、入場者の数を数えたり、写真撮ったり、マイクを回したり。

普段からいやだいやだと言っているマルチタスクを全部こなしていました。

なんでいつもこうなるかな・・・。

使い勝手のよい人間なのでしょうか。

「カウンター」というものを久しぶりに使いました。

鳥ではなく、人を数えていました。

まちづくり講演会、というタイトルにもかかわらず、

第1部のお話の内容は、高校生時代の昔話でしたね。

おそらく、他の講演でもなされている話だと思うのですが、

「高岡補正」がかなりかかっていたように思います。

当時の高校の同級生の方も会場にお越しになっており、

ほんわかした感じがしました。

「多様性」が大事で、その先駆けは他ならぬ自分だ!という内容と拝聴しました。

まちづくりとつながる話とすれば、

よそ者だとか、枠(グリッド)に嵌らない独創的な人、

ちょっと変わった人を排除せず、

自分にはない一つの意見、考え方として受け入れることが大事、ということ。

それをうまく活かす大人たちが必要だし、

均一な教育ではなく、何かに特化した教育(例えば英語)をさせ、

地元の発展に還元・貢献できるようなことをしてもらえたら、

という考えも言われていました。

第2部は、高岡市長と宅建協会高岡支部長を加えた座談会。

激論を交わす、ということではなく、ゆったり話をされていた感じです。

後半はあっという間に時間が過ぎた感じがします。

角田市長の「高岡ではこういうことをやっていくぞ!」

という主張が、前面に出てくるのが伝わりました。

年始のブログにも書きましたが、とても具体的で、わかりやすかったです。

モーリーさんは、思っていたより控えめな感じでしたね。

途中、モーリーさんが言われていたことで書き留めておこう、

と思ったことは、「持続可能な成長」という内容です。

大資本でドーンと開発してきれいに作り上げるまちづくりではなく、

富山なら「古民家」を資本として、手を加えて、

カフェやふれあいゾーンを作っていく。

それが、竹の根っこのように地下で複雑に絡み合い、

一見弱そうだけれども、強固な地域の賑わいを独自に展開し続ける、

そんなまちづくり観を伝えてくれたように思います。